大学院第一種奨学金 返還免除内定制度について

【特に優れた業績による返還免除内定制度について】

「特に優れた業績による返還免除制度」は、大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。

貸与終了時に決定する業績優秀者の返還免除を、修士（博士前期）課程及び専門職学位課程（以下「修士課程等」という。）進学時、博士（後期）課程、一貫制博士課程の3年次（以下、博士課程等という。）入学/進級時に内定する制度です。

• 返還免除内定者として決定された場合でも、大学院入学後、6か月以内に第一種奨学生として採用されなかった場合は、内定の効力を失います。
• 返還免除内定者となっても貸与終了時の返還免除の申請は必要です。返還免除内定者（返還免除内定者の身分を取り消された者を除く）は、貸与期間が終了する年度に、返還免除の申請を行い、学内選考委員会を経て本機構に推薦されます。
• また、内定者とならなくても貸与終了時に特に優れた業績による返還免除への申請は可能です。
• 内定者となった場合は年に1回中間評価があり、内定者として相応しい成績を挙げているかどうか確認します。(中間報告において学生が行う手続きはありません。)
• 第一種奨学金の申込資格のない学生（在留資格が「留学」である留学生等）は、第一種奨学生として採用されないため内定制度にも申請できません。
• 貸与終了時の返還免除の申請は「貸与終了に伴う手続きについて」のページを参照してください。

内定制度のスケジュール

対象者 (修士課程等)

体球网,足球即时比分7年度に本学の修士課程、博士前期課程及び専門職学位課程への進学を希望し、以下の①～③のいずれも満たす者

① 大学学部等において修学支援新制度（旧給付奨学金を含む）を利用していること又は住民税非課税世帯であること。
② 特定分野（「科学技術イノベーション創出に寄与する分野（情報?ＡＩ、量子、マテリアル等）」又は「大学の強みや地域の強み等を生かした分野」）への進学を希望していること。
③ 将来、上記②に記載の特定分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を備えて活動することができると認められる者。

(注意)
※①について、大学学部等において修学支援新制度を利用していても、本内定制度申請及び推薦時点で、家計基準に基づく支援区分見直しにより「停止中」の者は対象外です。一方、家計基準のうち、所得（支給額算定基準額）は基準内（支援区分はⅠ～Ⅳのいずれか）であるが資産額のみ基準外で停止となっている者は対象となります。
※②について、本学大学院は特定分野に該当します。

【博士課程等 返還免除内定制度】

博士課程等に入学し、第一種奨学生に採用された1年次を対象として、貸与終了時に決定する業績優秀者返還免除を内定する制度です。

申請は入学後9月以降に行います。

※参考 日本学生支援機構HP「（博士課程）返還免除内定制度 」　

対象者(博士課程等)

当該年度に「博士（後期）課程」または「獣医学課程」1年次に入学し、第一種奨学生として採用された人が対象です（一貫制博士課程の3年次進級者を含みます）。

※修士（博士前期）課程、専門職学位課程の者、第一種奨学金（海外大学院学位取得型対象）、第一種奨学金（海外協定派遣型）は対象外です。

（注）体球网,足球即时比分5年度以降に博士課程において第一種奨学生として採用された者で、博士課程在学中に国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）が実施する「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」、「次世代研究者挑戦的研究プログラム（SPRING）」又は「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業（BOOST）次世代AI人材育成プログラム（博士後期課程学生支援）」の支援を受けた者は対象外です。
詳細は以下をご確認ください。

申請方法（博士課程等）

入学後、9月以降に各地区学生生活係よりSIRIUS掲示板等でお知らせします。