工学研究院[研究組織]
工学研究院[研究組織]の紹介です。
研究院長メッセージ
体球网,足球即时比分大学院工学研究院は、2004年の国立大学法人化を機に設立された研究組織である大学院共生科学技術研究院を前身に、2010年に体球网,足球即时比分大学院工学研究院に改組して以来、「工学及び他学問分野との融合領域における教育研究を中心に、学術の展開や社会的な要請に留意しつつ、自由な発想に基づく創造的な研究」を推進してきました。
本学工学研究院のミッションを「世界を変える新しい知を創生すること」と定めています。世界を変える新しい知を創生するためには、オリジナリティーを持った研究者による自由な研究が大切です。工学研究院では、これらの研究者の支援を第一に、より良い研究ができる体制づくりを優先します。従来、産業界とのつながりも強く、企業との共同研究も活発に行っています。大学の研究から生まれた新発見?新技術を社会実装し、社会貢献するまでを目指します。
上に述べたミッションを実現すべく、工学研究院では、個々の専門性を高めることはもちろん、他の専門分野を巻き込んだ学際的な研究を支える制度を導入し、後押ししていきたいと考えています。現代社会で起こっている様々な問題に対し、総合的にとらえて解決策を見出していくための最善の方策は、多様性の尊重であろうと思います。性別、人種、国籍などの一般的に議論されるダイバーシティはもちろん、研究におけるダイバーシティを尊重すべきと考えます。基礎から応用まで、また、幅広い分野の研究者が協働して新しい領域を開拓し、社会の諸問題を解決する方策を示していきたいと思います。
工学研究院長 中村 暢文
工学研究院の部門?拠点の構成
本研究院は、さまざまな部門に分かれており、個性的?独創的な研
究、新しい現象や原理の探求、新技術の開発等を通じて社会に貢献す
る先端的研究を推進しています。さらには、部門を越えた研究組織を
素早く組織し、社会の変化に対応する柔軟な研究組織の形成を積極的
に進め、“進化する工学研究院”を具現し、工学のさまざまな分野で
世界の指導的な役割を担うことを目指しています。
生命機能科学部門
生命を構築する分子、分子集合体、バイオミメティック素子、細胞、
組織、さらに動植物個体の機能を解析するための新手法の開発、それ
に基づく新機能の発見?解明を目指しています。また、生命現象の理
解から、健康、材料、エネルギー、環境などの諸科学における喫緊の
課題に取り組み、実践を通して、基礎的研究から高度エンジニアリン
グまで一望できる研究者養成を行います。
研究分野:
細胞機能工学 生命分子情報科学 生体分子構造学
細胞分子工学 ナノ生命工学 植物情報工学
生命分子工学 生体電子工学 分子生命化学
生命有機化学 海洋生命工学 システムバイオロジー
バイオビジネス 生命環境工学
応用化学部門
資源?エネルギー?素材/材料?地球環境に関連する化学および技
術的諸問題を総合的に解決し、持続型社会の形成に貢献するための新
規先端材料の創製および製造プロセスに関する研究を行います。
研究分野:
分子変換化学 光電子材料化学 分子設計化学
無機固体化学 電子エネルギー化学 分子触媒化学
有機?高分子物理化学 有機?高分子素材化学
有機?高分子物性化学 有機?高分子光電子材料
バイオ高分子材料 超分子?分子集積構造材料
有機?高分子材料開発 物質機能制御 異相界面工学
物質分離工学 化学エネルギー工学
プロセスシステム工学 反応工学 微粒子工学
物質機能応用 環境バイオエンジニアリング
プロジェクトマネジメント 物質生物計測
先端機械システム部門
次世代の宇宙開発?交通?輸送システム、地球?宇宙環境に優しい
ものづくり、ロボットと人間が調和共存するための新技術、省資源?
省エネルギー技術など、自然と人間と科学の調和を実現する新技術を
研究?開発する部門です。
研究分野:
エネルギーシステム解析 エネルギー変換システム
流体力学 機械材料学 材料力学
弾塑性解析 機械要素解析 機械電子工学
生産システム工学 宇宙工学 機械システム設計
機械応用設計 熱流体システム設計
車両システム工学 精密計測工学 メカノビジネス
制御システム学 メカノフォトニクス
先端物理工学部門
物理学分野の先導的な学識を教授し、自立した研究者に相応しい課
題発掘能力、実践的研究能力、技術開発の展開能力、国際性と情報発
信能力、社会的ニーズに対する柔軟性などを涵養して当該分野や分野
横断的な未知の課題の解決に対応し得る人材を養成します。
研究分野:
量子機能工学 原子過程工学 半導体量子工学
量子ビーム工学 量子光工学 量子電子工学
高次機能工学 機能性材料工学 超伝導工学
磁気物性工学 有機電子工学
先端電気電子部門
先端電子情報通信に関する機能デバイスおよびその材料?製造技術、
コンピュータハードウェアやその利用技術、光通信や画像表示システ
ムなどの光エレクトロニクス、画像解析技術、情報通信システム技術、
ロボット?機械制御技術、医用支援技術、太陽光発電などの再生可能
エネルギー技術に関する研究を行います。
研究分野:
電子デバイス工学 システムフォトニクス
基礎電子工学 エネルギーシステム安全工学
電子機能集積工学 スマートセンシング工学
電磁波工学 マルチメディア通信工学
医用情報工学 知能設計工学 画像情報工学
環境エネルギー工学 バイオアコースティクス
バイオメディカルフォトニクス
先端情報科学部門
情報科学の基幹技術である計算機技術?ソフトウェア技術からネッ
トワーク、システム設計、人工知能、アルゴリズム、パターン認識、
セキュリティ、ユビキタスコンピューティング、コンピュータグラフィ
クス、ヒューマンインタフェース、教育工学に至るまで、特定の部分
に偏ることなく情報科学をあまねく追求し、人間と機械との共生をも
たらす情報系諸学問を構築することを目指します。
研究分野:
量子機能工学 原子過程工学 半導体量子工学
量子ビーム工学 量子光工学 量子電子工学
高次機能工学 機能性材料工学 超伝導工学
磁気物性工学 有機電子工学
先端健康科学部門
健康?スポーツ科学、臨床発達心理学、生命医科学をそれぞれ専門
とする教員で構成される部門です。
分子レベルから個体レベルまで、ヒトの健康に関わる研究を行って
います。人間の運動機能や知覚認知機能の向上を目指した応用運動行
動学研究、運動器(骨、歯、筋)疾患領域に着目した治療薬の開発を
目指す薬学研究など、現代社会におけるさまざまな健康問題に焦点を
当てた研究を行います。
研究分野:
身体運動システム 人間行動システム 人間認知システム
先進健康科学担当
数理科学部門
多様幾何、空間構造、代数数理、数理構造の4つの研究分野から構
成される本部門では、各分野に所属する教員が、各自の問題意識から
出発して得られた研究成果を通して数学概念の上に存在する数学的真
理を探究します。
研究分野:
多様幾何 空間構造 代数数理 数理構造
言語文化科学部門
言語と認識の関係や言語そのもののメカニズムの研究、人間社会に
おける情報コミュニケーションの実態や望ましい言語教育のあり方の
研究、芸術作品を手がかりにした人間精神の実相の研究、などを行っ
ています。言語を軸としたこれらの研究を通して、文化と社会への理
解を深めることが目標です。
研究分野:
理論言語学 認知言語学 応用言語学
美学?美術史?工芸史 哲学?哲学史?思想史
文学?演劇 社会情報学 文化人類学
工学研究院認定研究拠点(工学研究院認定研究センター)
工学研究院認定研究拠点(工学研究院認定研究センター)の紹介です。